よさこいチーム  纏り家 尽  代表 久武 靜夫さん

「まつりやじん」と読む。
「纏(まとい)」は「祭り」の当て字として「まつり」と読む。
「纏」は人が集まる象徴であり、「家」は家族を表す。
「尽」は遊び尽くすことをいう。

よさこいチーム「纏り家 尽」の練習日は7/1~8/8まで毎日あります。
久武さんは「家庭の事情で来れないことがあるのはみんな同じだから、自分の都合で休んで良いのだよ」と言います。
「特定の日にちで練習スケジュール組んだ場合、事情があって休んだ後の練習日は、行きたくても数日後になってしまうことがある。これならこのようなことが起きない」と仰せで踊り子さんにとって大変嬉しいことです。

2025年度で21年目を迎え、コロナ禍を除くと連続18回参加されています。踊り子さんのリピート率80%もあり、年齢層は3歳~78歳と幅広いチームでもあります。

久武さんが「纏り家 尽」で目指されていることは、祭りに楽しく参加すること、そしてコミュニティを作ることだといいます。
「また来てくれることが嬉しい。」それが毎年続けていく励みになっているといいます。
3歳から参加し続けて現在23歳になる踊り子さんがいたり、東京に就職した踊り子さんでも動画で自主練習して祭り当日に戻ってきて参加します。

久武さんがよさこい祭りに携わってから2025年で55年が経ちます。
小学生から始め、学生時代は踊り子さんとして参加され、それ以降は運営する側でよさこい祭りを盛り上げて来られました。
1983年頃勤務先であるサニーマートのよさこいチームを立上げる為に社内で直談判して支援を取りつけて実現したと言います。
3年位経つと後進に譲りご自身が目指すよさこいチームを追及して、新たなチームを立ち上げてきました。
よさこいチーム「アートウェーブ」や「阿呍あうん」がその一つです。
そして勤務先で25年位の時に会社からよさこいチームを更に発展推進する任務から、あの有名な「サニーちゃん」が生みだされました。未来を担う子供たち小中学生メインで元気なイメージを創造されたと言います。
その他にも東京の「原宿スーパーよさこい」立上げにも協力され、高知のよさこい祭りが全国規模に発展していく過程で活動し牽引してこられました。

「纏り家 尽」ではよさこい節を大事にしたいといい、伝統の鳴子おどりを和調で演舞するチームとしました。楽曲には必ず手拍子を入れるといいます。
そして本番は久武さんがヴォーカルとして歌い尽くすと言います。

2025年度の演舞テーマは横文字で、
「TUNAGU」(つなぐ)。
踊り子さんがよさこい祭りを未来につないでいって欲しい思いが込められています。
久武さんがご自身の持てる力を全て注ぎ込んで来られ成し遂げてきたことも繋げていきたいと言います。
これまで長年やって来れたのは、衣装、楽曲、地方、音響、演舞移動の際に協力頂くバス会社の方、練習場所の方、奥様、そして皆様が助けてくれたと仰せです。感謝の気持ちも沢山込められています。

久武さんが率いるよさこいチーム「纏り家 尽」の演舞を是非堪能したい。

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