よさこい応演舞(おうえんぶ) 舞長 中平 泰嘉さん ★ 広報 中平 明子さん

長かった帯屋町演舞場を踊りきる手前で、演舞したチームの皆さま方やそこで観覧された方は、きっと「うちわおじさん」の中平さんから沢山の元気をもらっていることでしょう。

中平さんは生まれも育ちも高知ですが、初めてのよさこい祭りは第60回の時で、人生の転機が訪れたと言います。
帯屋町の流し演舞を生で見た瞬間、その熱意に引き込まれました。
「老若男女が祭りを楽しみ、真剣に向き合っている」、その熱意が伝わってきたのです。
それ以来、よさこいは生きがいとなりました。

よさこいのある所へ出向いては、ひたむきにうちわを振る姿を見るうちに、奥様が「もう自分の好きなことを貫いてください」と後押ししてくれるようにもなりました。そして「主人が輝いている瞬間を見ていたい」という奥様の素敵なお言葉がよさこいへの情熱を支えていると言います。

この字のごとく「応演舞」で実践するのは、単なる援助としての「応援」ではなく、踊りに「応える(応演)」こと。
あちこちで配られるうちわを手にして、それを演舞する踊り子さんの方に向けたら、反応がすごく笑顔になって返ってきたそうです。
それからは踊り子さんの鳴子と、観客の皆が持っているうちわを組み合わせて、オリジナル『鳴子うちわ』を手作りして応演舞に臨むようになりました。
踊り子さんにうちわを向けると、予想以上の強い反応や素敵な笑顔が返ってくること、この対話こそが醍醐味であり、他の観客の方にも「応演って楽しいね」という別の感覚を楽しんで頂いているそうです。会場では自然と一緒に『応演舞』に集ってくださる光景も見られるようになりました。

実際によさこい祭り本番中に、帯屋町演舞場を流れてくるチーム全てを受け止めようとすると、トイレも食事もないほどで、10時間近く応演し続けるまさに「耐久レース」。その為、体力作りに6月頃から、県外のイベントなどで体を慣らし始めます。本番に向けて踊り子さんと一緒に体を作り上げていく感覚です。

そして、よさこい祭り本番が終わっても「よさこいのない週末はない」と言えるほど活動しており、県内外へ赴きます。楽しんだ帰りの車中でご夫婦の会話はやはりよさこい談話に花咲くそうです。よさこいがメインディッシュと言うならば、デザートのようで素敵な時間のように筆者には伝わってきました。

高知には、賞を狙うチームから、本気で遊ぶチームまで、本当に色々な個性が織りなす魅力ある祭りがあります。中平さんご夫婦やそれに賛同して下さる皆様との『よさこい応演舞』活動は、これからもその多様性を残して欲しいと望まれます。
そして、この人と人との繋がりを大切にする熱い文化を、これからも全力で応演し、継承していくことを目指しています、と熱い意気込みを語って下さいました。

★オススメするグルメ★
魚頭 大熊 

ハングリーベア 
 
旭軒 
 
市場レストラン 西村商店 
 
SOUTH HORIZON BREWING 
 
ひろしま屋六泉寺店 
 
欧風料理モンテ 高そね店
 
珈琲屋らんぷ
 

★オススメするスポット★
四国霊場第31番札所 五台山 竹林寺
 ※中平さんコメント※
 『土佐の高知のはりまや橋で、坊さんカンザシ買うを見た ヨサコイ ヨサコイ』
  よさこい節でも登場する純信お馬の悲恋の舞台となったところだから。

長浜種崎間県営渡船 
  長浜渡船場 
  種崎渡船場 
 ※中平さんコメント※
  『みませ(御畳瀬)見せましょ 浦戸を明けて 
     月の名所は桂浜 ヨサコイ ヨサコイ』
  この渡船は無料なのですが、往復すると、唄の背景となる御畳瀬、浦戸、
  浦戸大橋越しにのぞむ桂浜の方向に向けて、思い馳せるのにとてもロマンがあって   
  良い眺め。

はりまや橋地下通路  
 ※中平さんコメント※
  旧はりまや橋や、昔の高知の絵、展示説明などは勉強になる

高知よさこい情報交流館 
 ※中平さんコメント※ 
  よさこい祭りの歴史に触れ、鳴子も手で触り音を確かめたり、正調よさこい鳴子踊りの体験も出来る 

オーテピア図書館の5階にあるプラネタリュウム 
 ※中平さんコメント※  
  その訪れた季節の高知の星空がわかりやすく説明されているし、宇宙へのロマン。
  街中に高知の誇れる図書館であり、5階にはプラネタリュウムなど、その他展示も多いから